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“捨てたもの”から見えてくるその家の問題点!

不要なものを捨てることが三度の飯より大好きな捨て変態こと、ゆるりまいです。

ものを持たない暮らしに目覚めて早10数年。
殺風景にも見えるがらーんとしたなんにもない家に、母、夫、4歳の息子、猫3匹と住んでいます。

今回、節約をテーマにコラムを書かせていただく機会をいただいたのですが、私も節約については勉強中の身……。
そんな私ですが、私なり《なんにもない家の節約術》をご紹介したいと思います。

がらーんとしたキッチンがお金を生む?!

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我が家のキッチンは、やはりがらーんとしていて、よく「モデルルームの方がものあるよ!」と笑われてしまうことが多々あるのですが、私にとってはこれがとにかく重要なポイントです。

何がどこにどれくらいあるか。これがパッと見たときにすぐ分かるようにしておくことが、節約の第一歩だと考えているからです。

ものの在庫管理をしやすくするには、必要なものが必要な分だけある空間を作らなければいけません。そのためには不要なものはどんどん処分していく必要があります。

消費期限切れの食材や、どうしても口に合わなかった食べ物、便利だと思って買ったけど使いこなせなかったキッチングッズや、デザイン重視で買ったら使い勝手が悪すぎて出番が全くなかった器など…捨てるものはわんさか出てくることでしょう。

それを捨てるときにこそ、節約につながるポイントがあります。

捨てたものから見えてくるその家の“問題点

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残念ながら捨てるはめになってしまったものは、もったいないけれど、未練たらしく取っておいてもお金が戻ってくるわけではありません。潔く処分です。

ただ捨てるときに、機械的に捨てるのではなく、一度「なんでこれは捨てることになってしまったのだろう」と考えることが大切です。

予定外の外食が続いて食材を使いきれなかったから?口に合うかわからないけど新商品にチャレンジしてみたかったから?安かったから?などいろいろな理由が見えてくるはずです。それはとても大事な買い物の失敗談。その原因を突き止めることで、次の無駄な買い物をしないで済む、活きた教訓になるのです。

また気をつけてはいても、何度も同じような理由でものを捨てるはめになっている場合は、ライフスタイルそのものを見直す良いきっかけにもなるはずです。

使いこなせないものは無理して揃えない

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我が家の場合、キッチンで一番捨てることが多かったものは“調味料”。気まぐれにエスニック料理を作りたくて買った凝った調味料など、通常の料理ではなかなか使わないものたちでした。

それらは数回使うものの、結局使いきれずに捨てることが多く、まさにお金の無駄!料理することが格別好きというわけでもないので、なおさら使いこなせないのかもしれません。

それがわかってからは、本格的な味はお店で楽しむことにして、無理して凝った調味料は揃えないことにしました。どうしても使ってみたい場合は、事前に何パターンも使える料理を調べてから買うことに。そうすることによって、無駄遣いがぐっと減りました。

そして、食に保守的な傾向があるらしく、新商品の味はなかなか口に合わないことも多いので、あえて冒険はしないようにしたり、チャレンジしたい場合は割高になっても少量タイプを買うようにしたりするようになりました。

ホワイトボードが節約の味方!

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また、疲れたからといって外食ばかりして食材をダメにすることも多々ある私。

料理をする工程で何が一番面倒なんだろうと考えてみると、どうやら私は、「なにを作るか考える」行為が一番嫌いらしく、仕事で疲れているとすぐ外食に逃げてしまっていました。

ならばその行為を省略しようと活用しているのが、冷蔵庫に貼っているホワイトボードです。
スーパーに行って食材を買ってきたら、冷蔵庫やパントリーにしまいながら、その食材で作れるメニューをホワイトボードに書き込んでいきます。

そうすることによって、疲れていても「あー今なら買い出しに行かなくても◯◯は作れるのか」ということがわかるので、料理へのハードルが下がります。

家族も目にするので、作ろうとしているものが明確になり、家族が知らずに食材使ってしまうといったことも減るようになりました。

キッチンは、生きていく上で大事な食に関するものが集まる場所。それだけに特に強く意識はしなくとも、ものがたまる場所だと思っています。そんな場所こそ、管理のしやすさが鍵です。

ものを把握するということは、自分の消費傾向も把握するということ。食材を無駄にしない=お金を無駄にしない!をモットーに、日々節約を頑張ろうと思います。

この記事を書いた人
ゆるりまい

大人3人と子ども1人と猫4匹暮らし。
本当はなんにも持たないで生活したい、 そんな願望を持ちながら生きています。

ブログ:なんにもないぶろぐ