除毛クリームを使ったことがない方は、正しい使い方やどのような効果があるのか知っておきたいですよね。
結論からいうと、除毛クリームの主な効果は今生えているムダ毛を処理するというものであり、脱毛や抑毛よりも、カミソリでのお手入れに近い、即効性のある処理方法といえるでしょう。
しかし、除毛クリームには安全性など、カミソリでの処理にはないメリットが存在します。
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- 【低刺激!】 フィス ホワイト 除毛クリーム 2,980円
- 【塗布時間1分】 セシルマイア インバスリムーバー 2,980円
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※2022年7月時点の情報です
除毛クリームの効果
まずは、除毛クリームの具体的な効果から見ていきましょう。
有効成分がムダ毛を溶かして処理
除毛クリームの仕組みは、有効成分によってムダ毛を溶かすことで処理するというものです。
有効成分としてはアルカリ性のチオグリコール酸カルシウムやチオグリコール酸ナトリウムなどのチオグリーコール塩酸が配合され、体毛を形成するケラチンタンパク質の結合を分解する仕組みになっています。(※1)
カミソリによる除毛と異なり、溶かされた毛先が丸くなるため残った毛根も目立たず、滑らかに仕上がるのが特徴です。
効果の持続期間は3日~1週間程度
毛の濃さや太さ、生えてくるスピードによって個人差はありますが、効果の持続期間は3日~1週間程度です。
基本的には、剃るのと同じように表面に露出した部分を処理しているだけなので、定期的な脱毛が必要になります。
抑毛成分配合のものならムダ毛を薄くできる
除毛クリームには、イソフラボンやパイナップルエキス、パパイン酵素、ザクロエキスなど、毛の成長を抑えて徐々に薄くしていく「抑毛効果」の期待できる成分が配合。
しかし、これらの成分による抑毛効果については信憑性に欠ける部分があり、薬事法でも「抑毛」という表現は禁止されているため、有名な抑毛製品でも、実は公式では抑毛効果を謳っていません。(※2)
過度な期待はし過ぎず、商品を選ぶにあたって参考材料のひとつくらいに考えておくのがよいでしょう。
永久脱毛はできない
脱毛クリームによるムダ下の処理は、あくまでも生えている毛を取り除くだけで、永久脱毛とはまったくの別物です。
ムダ毛処理をしなくてもいいように永久脱毛を希望される場合には、専門のクリニックやサロンで相談するようにしてください。
除毛クリームのメリット
次に、除毛クリームによるムダ毛処理のメリットを見ていきましょう。
- カミソリで剃るよりも効果が長持ちする
- 怪我をする心配がない
- 生えてきた毛がチクチクしづらい
- デリケートゾーンや脇など曲線的な部位のムダ毛処理がしやすい
- 剛毛でも処理できる
カミソリで剃るよりも効果が長持ちする
除毛クリームは、薬剤が毛の深いところまで作用するため、皮膚の表面に出ているムダ毛しか処理できないカミソリと比べると効果が若干長持ちする傾向があります。
怪我をする心配がない
安全性の高いカミソリも多く販売されていますが、必ずしもケガをしないという可能性は0ではありません。
刃を使わない分、除毛クリームのほうが安全であることは確実です。
生えてきた毛がチクチクしづらい
カミソリで剃ると、毛の断面がとがるため、除毛後に生えてきた毛がチクチクします。
これに対し、除毛クリームの場合には溶けた毛の先端が丸くなり、チクチクしづらいというメリットがあります。
デリケートゾーンや脇など曲線的な部位のムダ毛処理がしやすい
塗り込んで使う脱毛クリームは、デリケートゾーンや脇などの曲線的な部分の処理がしやすいというメリットがあります。
カミソリはどうしても狭い部分やカーブを描く部分の処理が難しく、ケガをしたり十分に剃れなかったりしますが、その様な心配がありません。
剛毛でも処理できる
除毛クリームは有効成分がタンパク質そのものに作用するため、基本的に毛の太さに左右されずに処理することができます。
ただし、剛毛の場合には薬剤が作用するまでに通常よりも時間がかかる場合はあるため、注意が必要です。
除毛クリームの選び方
ここからは、除毛クリームをどの様に選べばいいのか解説していきます。
肌質で選ぶ
タンパク質を分解することで除毛するのが除毛クリームですが、実は人間の皮膚もタンパク質。(※3)
場合によっては、除毛クリームの有効成分によって肌荒れを起こしてしまう場合がありますので敏感肌の方は低刺激のタイプを選ぶようにしましょう。
また脱毛後の肌はデリケートで、乾燥しやすい状態でもありますので、
シアバター配合など保湿効果のあるクリームもおすすめですよ。購入の際は成分をチェックしておくとよいでしょう。
除毛する部位で選ぶ
多くの除毛クリームは、ワキや腕、足といった部分に使用することを想定して作られているため、デリケートゾーンや顔などの皮膚が薄い部分には刺激が強い場合があります。
敏感な部分のムダ毛を処理したい場合には、「顔対応」「VIO対応」といった専用の除毛クリームを選ぶようにしましょう。
効果の強さで選ぶ
ムダ毛の硬さや太さによっては、普通の脱毛クリームでは効果を感じられないことがあります。
とくに、腕や足よりも毛が太く硬いことが多いワキなどの場合、よりパワフルなタイプを選んでください。
メンズ用の除毛クリームを選ぶというのもひとつの方法ですが、その場合には美肌成分が含まれないものが多いため、使用後にはしっかり保湿するようにしましょう。
価格で選ぶ
ムダ毛の処理は継続的に行わなければなりませんので、定期的に購入するためには続けやすい価格であることも大切です。
美肌成分が豊富であるほど価格も高くなりますが、安すぎると肌へのダメージに不安がありますので、そのバランスを考えて、ムリなく続けられるものを選ぶとよいでしょう。
オススメの脱毛クリーム4選
それでは、オススメの脱毛クリームをご紹介していきましょう。
コスパ抜群!エピラット除毛クリーム敏感肌用 150g ¥799
エピラット除毛クリームは、ドラッグストアでもお手軽に購入できるコスパ抜群の除毛クリームです。
特別リッチな成分が含まれているわけではありませんが、肌に嬉しい低刺激処方で、しっかりとムダ毛を除毛してくれます。
はじめて除毛クリームにチャレンジしてみたい方でも手が出しやすい価格帯のオススメ商品といえるでしょう。
VIOにも使える低刺激!WHITH WHITE 除毛クリーム 150g ¥2,980
WHITH WHITEは、腕や足、ワキはもちろんのこと、VIOにも使える除毛クリームです。
サクラ葉抽出液、グリチルリチン酸2K、アロエエキスが肌を守り、しっかり保湿してくれるのも魅力。
数々の雑誌でも紹介されている、人気の商品です。
塗布時間わずか1分!セシルマイア インバスリムーバー 200g ¥2,980
セシルマイア インバスリムーバーは、塗布時間わずか1分で除毛できるパワフルな脱毛クリームです。
ナノ化した美容成分も配合されており、除毛しながら肌ケアもOK!
特殊なウォータープルーフ仕様なので、クリームに多少の水がかかっても効果が落ちません。
除毛しながらしっかり保湿!ディー・レジーナ・エピ・プレミアム 150g ¥3,386
ディー・レジーナ・エピ・プレミアムは、まるでボディークリームをつけたかのようなしっとり感が魅力の脱毛クリームです。肌荒れをケアする美容成分配合で、除毛後の肌をリカバー力も優秀。
さわやかなピンクグレープフルーツの香りが、リッチな除毛タイムを演出します。
除毛クリームの安全・効果的な使い方
次に、除毛クリームを安全に、かつ効果的に使う方法を見ていきましょう。
必ずパッチテストを行う
はじめて除毛クリームを使用する場合は、必ずパッチテストを行いましょう。たとえ有名メーカーの人気商品であっても、必ずしも自分にも合うとは限りません。
パッチテストは、10円玉大ほどの少量のクリームを脱毛したい部分に塗り、説明書にある塗布時間になったら洗い流し、24時間以内に肌に異常が出ないかを観察するものです。
赤みやかゆみ、腫れ、かぶれ、ヒリヒリとした刺激などの症状が現れた場合は使用をやめ、症状がひどい場合には、すぐに医師の診察を受けるようにしましょう。
下処理をしておく
剛毛部分の除毛を行う場合には、簡単にカットしておくなどの下処理をしておきましょう。
薬剤が全体に行き渡りやすくなり、綺麗に処理することができます。
除毛クリームを使用する手順
下処理が完了したら、実際にクリームを塗っていきましょう。
- 除毛する部分をきれいに洗って清潔にする
- 除毛したい部分にムラができないよう均一にクリームを塗る
- 製品ごとに定められた規定時間放置する
- 時間が経ったら部分的に洗い流し、しっかり除毛できているかチェックする
- 除毛できていなければさらに放置し、できていればクリームをしっかりと洗い流す
クリームが残っていると肌荒れの原因になりますので、しっかり洗い流すようにしてください。
なお、除毛クリームによっては使用方法が異なる場合もありますので、必ず説明書で確認するようにしましょう。
除毛クリームを使う際の注意点
最後に、除毛クリームを使う際の注意点を確認しておきましょう。
除毛クリームが髪や爪につかないようにする
除毛クリームが髪や爪につかないように十分注意してください。
髪はもちろんですが、爪もタンパク質でできているため、除毛クリームがついたまま放置すると、溶けてしまう危険性があります。(※4)
もちろん、すぐに溶けるわけではないのですが、爪や髪は気づかずにクリームがついたままになってしまう場合があるので、注意が必要です。
また、アクセサリーや服などにつくと変色することがあるので、アクセサリーなどは外してから使用しましょう。
除毛クリームは肌に擦り込まない
除毛クリームは、毛穴への負担を避けるために、肌に擦り込まないように塗りましょう。
余計な負担をかけてしまうだけですので、そっと肌にのせるように塗るだけで十分です。
除毛クリームを洗い流す際にこすらない
除毛クリームを洗い流す際は、肌をこすらないようにしましょう。
洗い流した後に、タオルでゴシゴシと拭くのもNGですので、優しくそっと肌の水分を拭くだけにしてください。
まとめ
今回は、除毛クリームの効果やメリット、使い方や選び方、注意点についてお伝えしました。
ムダ毛を完全に脱毛することはできませんが、カミソリを使った除毛よりもメリットは多く、正しく使えば肌へのダメージもありません。
ご紹介した除毛クリームを参考に、ぜひツルツル素肌を手に入れてくださいね!
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出典※1.化粧品用語集|ライブラリー|日本化粧技術社会SCCJ 出典※2.会員様専用コンテンツ|薬事法ドットコム 出典※3.カラダを構成するタンパク質|大塚製薬 出典※4.カラダを構成するタンパク質|大塚製薬