高校生を筆頭に、中学生、小学生の4人の子育てをしています。家族が多いだけに、食費だけでも月々かかるお金は馬鹿になりません。
少しでも節約したいと思い、毎日の暮らしの中で実践していることをご紹介します。
小分け術~安いときに購入・小分け冷凍~
使い回しやすい野菜は安いときに購入してフル活用
大根、じゃがいも、玉ねぎ、人参などの根菜類は保存期間も長く、いろいろな料理にも使えるのであると便利。
季節の野菜もお手頃価格で栄養も豊富なので欠かせませんが、全ての野菜を常に揃えるのは難しいですよね。
そこで、常時あったらいいな~と思う野菜は安いときに購入しておいて、いろいろな料理にフル活用します。
そのため、今ある材料で何が作れるか?を考えてメニューを考えてから買い物へ、というよりは使いたい食材がこれだから、今日はこれを作ろう!と決める考えることが多いです(もちろん、その日の気分や天候によって、これが食べたいから買い物へ行く、ということもあります。)
これは地域によるかもしれませんが…私の住む地域では野菜の直売所が何か所もあるのでよく利用させていただいています。
直売所はスーパーなどと比較すると安価に購入する事ができる傾向があります。
また一般のスーパーにも地域の農家の方の育てた野菜の直売コーナーがあり、季節の新鮮な野菜がお手頃価格で購入できます。
我が家はみんな野菜が大好きでみるみるなくなるので、購入するときは傷みにくく割安な丸ごとが基本です。
お手頃価格の大容量商品は小分け冷凍
コストコなどのお店では大容量だけれども、常時お手頃価格のお肉やパンが販売されています。
よほどの人数でなければそれを消費期限内に使い切ることはできませんが、冷凍保存することによって美味しく食べられる期間は延びます。
冷凍保存するときは、使いやすい形や量にして小分けにすると便利。我が家では以下のようにわけて冷凍しています。
- パン:1個ずつラップに包んでジップロックに入れる
- 小間切れ肉や挽肉:200gずつラップに包んでジップロックに入れる
- 塊肉:料理に合わせた使いやすい形状にカットしてからラップで包む
カットした野菜などとともに漬け汁に漬けてジップロックに入れて冷凍する方法もありますが、私はメニューをその日に考えることが多いので、臨機応変に使えるよう、あえてザックリとした分け方にしています。
例えば、豚塊肉はスライスしたものはとんかつやソテー、1回分の塊にしたものは焼き豚や茹で豚、トマト煮などバリエーションに幅が出来るよう、使い方が限定されない食材や分け方を選んでいます。
備蓄術~保存のきく食品の備蓄&回転消費~
今の家を建てるときに、どうしても作りたかったのが食品庫。
1畳分にも満たない狭いスペースですが、どうにか確保してもらいました。これは以前から、我が家が食品や消耗品の備蓄をしていたから。
このスペースに棚を設置して常温で保存期間の長い缶詰めや乾物、調味料、粉ものなどを保管しています。
狭いですが、棚を設置したことでそれなりの量のものが備蓄できるようになりました。
ここにあるもののほとんどはセール価格~底値に近い価格のときに購入しているので、必要になってから購入するよりも、常に格安で活用しているような状況となります。
食品の備蓄で大切なのは回転させること。
賞味期限がわかりやすいように、見えるところに書き込んだり、時々掃除がてら在庫チェックをしています。
もちろん期限が切れて失敗したことも多々ありますが…色々試してみて、普段使っているものを回転して使えるだけ備蓄することが大事だとわかりました。
備蓄は節約の面だけでなく、非常時の備えでもあります。
震災の時にはとても役立ってくれました。
また、救援物資として提供することもできました。
非常時は災害だけでなく、病気などで買い物に出られないとき等も含まれます。
すぐに食べられる食品があれば、大人が動けないときに、子どもだけでもご飯を食べることだってできます。
このように、非常時の蓄えとして活用するためにも、出来れば家族全員が、どこにどんなものがあるのか把握できているのがベスト。
調理術~食べきる量で作る~
料理したものを食べきるということは無駄にするものを減らすこと。
少しだけ残っていると、忘れてしまってダメにすることってありませんか?
私はすぐに忘れてしまうので、作った料理はできるだけその時に食べきって残り物を出さないようにするのが合っているようです。
作り置きもほとんどしません。
家族の人数的にも作り置きをしたらすぐに冷蔵庫がいっぱいになってしまうので向いていないと思っています。
大皿で盛り付けるのもお昼ご飯やイベントご飯などの時以外あまりしません。
面倒で洗い物も増えてしまうかもしれませんが、1人1人の食べる量なども確認でき、年齢や好みがバラバラな家族に対応するには各自に小分けする方法がストレスがなかったんです。
苦手な食材が出ても、自分のお皿に入っていたら食べなくちゃ~と思って食べてくれる、そんな狙いもあります。
でも、つい多めに作ってしまいがち。
我が家は、お父さんのお弁当用に使うものは先に取り分けてから、あとは分け切るよう指示しますが(お皿に盛り付けるのは子ども達にしてもらっています)、「お母さん多いよ~」と言われることもしばしば。
そんな時は責任を取って私の朝ご飯等で食べきるようにしています。
買い物術~買い物に行く前に在庫チェックとスペースの確認~
買い物は大きく分けると2種類。買いだめと足りないものの補充です。
①買いだめ偏
1つは月に1~2回程度、コストコや業務スーパーでの大容量の買い出し。これは主に肉類やパン、日持ちするストック品。数や量が多いので、在庫チェックや必要量をピックアップしてから出かけます。買い出し後はそれぞれに合わせて仕分ける作業が必須。量が多いので、保管スペースも買い出し前に確認しておきます。
②足りないものの補充偏
もう1つは足りないものの補充。
野菜や果物、賞味期限が短い食品
ほとんどは近隣スーパーや直売所などで必要に応じて購入しています。
食品庫のストック品
セールしている場合は買い足しておきます。
前にも書きましたが、私はメニューは後から考えることが多いので、普段使いまわしている食材などの在庫チェックを軽くする程度。
お店では常備しておきたい食材が安ければ購入し、そうでなければその日に欲しいと思ったものを購入。店頭でお手頃価格にものを発見したら、それに合わせてメニューを考えることもあります。
反対に、今日はこれが食べたい‼という日や、子どものお弁当を作る前日、イベント時には必要なものを詳細にメモして買い物に出かけます。
とっても両極なのですが、これが案外ちょうどいい。
もし買ったものが重複してしまったら、その時はそれを使いまわすメニューにすればいいのでそこまで気にしません。
この2種類の買い物方法のメリットは、備蓄のことと被りますが、常にある程度の食材があるので、予定が変わるような場合(急病や急用など)が起こっても、数日買い物しなくても大丈夫なこと。
子どもがいると予定が変わることばっかりです。
今日買い物に行かないと食べるものがない!となったら大変。
他にも、普段していることや気を付けていることはありますが、あくまでも私には合っている方法なので、反対に同じ方法をしても節約にならない方もいると思います。
こうでなくてはいけないと思ってしまうとストレスになるので、住んでいる地域や家族と自分に合った方法が一番良いのではないでしょうか。
私は大雑把な性格なので、割と大まかなやり方がその時その時の必要に応じて臨機応変に対応でき、合っているとわかってきました。
子どもの成長や、家族の変化によっても変わってきます。
1つの節約アイデアとして参考にしていただければと思います。
4人の子どもに振り回されながらも、お弁当作りやスイーツ作り、お花、ラッピング、お料理や生活全般に活用できる精油を学び実践中。
キャラ弁やクラフト、アロマ教室を開催するほか、最近ではJSAフラワーケーキ認定講師としての教室もスタート。
投稿サイト「暮らしニスタ」でもさまざまなアイデアを発信し、「暮らしニスタ大賞2017」ではグランプリを獲得。