子育てにかかせない必須アイテムの一つである抱っこ紐。
しかし、はじめての方も2つ目以降を購入する方も、種類豊富な抱っこ紐から選ぶのは大変ですよね。
「抱っこ紐ってどんなのがいいのかな」「何を基準に選べばいいのか分からない…」という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、そんな時に役立つ選び方のポイントやおすすめ商品をPickup!
実際に抱っこ紐を使った感想(MATE独自のアンケート)をもとに徹底解説します!
ぜひ参考にして、あなたに合った抱っこ紐を見つけてください!
目次
※2022年7月時点の情報です
【徹底解説】抱っこ紐とは?
抱っこ紐を選ぶ上で、まずは抱っこ紐について詳しく理解していきましょう。
抱っこ紐のメリット
抱っこ紐を使うメリットをいくつかご紹介します。
赤ちゃんを抱っこ紐を使って抱っこすると、普通の抱っこよりも、赤ちゃんとの密着度が増します。
密着度が高いことによって、赤ちゃんは安心感を抱きやすく、寝かしつけることができます。
また、抱っこ紐を使うことでママやパパの負担を軽減させることにもつながります。腱鞘炎や肩こりがひどいという方にはおすすめです。
狭い場所やベビーカーが使いにくい場所でも、抱っこ紐は活躍します。種類によっては抱っこ中の両手が空くため、買い物も楽になりとても便利ですよ。
そのため家用と出かけ用で、抱っこ紐を使い分けるのもおすすめです!
- バスや電車などを公共交通機関を利用するとき
- 買い物に連れて行くとき
- 一人で家事をするとき
- 赤ちゃんがぐずったとき
- 1週間検診などの定期検診のとき
このような様々なシーンで抱っこ紐を活用でき、子育てをしているママにとっては、強い味方になります。
抱っこ紐の使用期間は?
抱っこ紐の使用期間は、抱っこ紐の種類やお子さんの体重によって変わりますが、新生児から使い始め、だいたい2~3才まで使っている人が多いです。
現在は新生児に対応している抱っこ紐が多くあるため、生まれる前に購入しておく方も多いようです。
また対象体重が広いものでは、20㎏までの抱っこ紐もあり、男の子は5才前後、女の子は6才前後くらいの体重まで使用可能です。
5才6才であれば、使用するシーンは少ないかもしれませんが、3才4才のうちはかなり歩けるようになり、買い物中やお出かけ中に寝てしまう事も多いです。
さらに体重も重くなるので、そんなときに「抱っこ紐があれば!」と思うケースもたくさんあります。
ですので、抱っこ紐を常に持ち歩き、いつでも楽に抱っこをできるようにしておくとよいでしょう。
抱き方の種類と抱っこ紐のタイプ
産後の退院日や、初めてのお散歩、家での寝かしつけまで、幅広いシーンで役立ってくれる育児の味方が「抱っこ紐」です。
そんな抱っこ紐を選ぶ際にまず理解しておきたいのが、抱き方の種類です。
赤ちゃんの抱き方は大きく分けて5種類あります。
5つの抱き方の種類
横抱きタイプ |
赤ちゃんを横向きに寝かせたままの姿勢で抱っこが可能です。首がすわっていなくても使えるので、新生児も抱っこできます。 |
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対面抱きタイプ |
縦に抱っこするスタイルは、首がすわった頃から使えます。赤ちゃんはママと向き合えるので安心。専用シートを使えば、新生児でもこの抱き方ができるのもあります。 |
前向き抱きタイプ |
景色が見える前向き抱っこ。ママと同じ景色が見えるので、好奇心も刺激します。動物園に行くときなど、一緒に景色を見ながら歩きたいときにおすすめです。 |
腰抱きタイプ |
腰の位置で赤ちゃんを抱っこする腰抱き。子どもの視界に外の景色をママ・パパの表情のどちらも入ってくるので、安心感と楽しさがあります。 |
おんぶタイプ |
昔ながらのおんぶスタイルは、両手や体の前が空くので、家事ができるのが魅力的です。赤ちゃんのお世話をしながら家事をこなす、忙しいママの味方です。 |
Check Point!
抱っこ紐によって対応する抱き方は異なります。
例えば、対面抱きと前向き抱きが可能な抱っこ紐があったり、全てのタイプの抱き方が可能な抱っこ紐もあったりもします。
お子さんの年齢や趣向によって抱き方が変わるので、抱っこ紐を選ぶ際には考慮すべきポイントです。
3タイプの抱っこ紐
抱き方の種類を理解したところで、次に現在主流となっている抱っこ紐の3タイプ(腰ベルト・スリング・タイプ)を紹介します!
腰ベルトタイプ:最も主流なのはこれ
現在、一番主流なのはこの腰ベルトです。抱っこ紐と言われて認識するのはこのタイプでしょう。
腰ベルトのメリットとしては、肩だけでなく腰でも赤ちゃんを支えるので、重さが分散され負荷がかかりにくいことです。
また、タフな作りなため、耐久性や安全性には優れています。
しかし、スリングやラップに比べるとかさばってしまいます。
スリングタイプ:持ち運びに便利
ワンショルダーで子どもを抱えるのがスリングの特徴であり、軽量で小さくまとめるため持ち運びに非常に便利です。
新生児でも横抱きが可能で自然な抱っこの形をキープできます。
また、中には抱っこしながら授乳できる商品もあります。
ただし、肩の負荷が大きいので、幅が広くクッション性のある肩紐を選ぶと負担が軽減するのでいいかも知れません。
ラップタイプ:ファッション性がある
最近人気を集めているのが、シンプルな布を身体に巻き付けて使用するラップ。赤ちゃんとの密着度が高く、安心感を与えることができます。
また、布でできているため、肩や腰に食い込まず、赤ちゃんの体重を均等に分散してくれます。
ファッション性もあり、色や柄が豊富に展開されています。
【重要ポイントBEST5】抱っこ紐の選び方
MATEが独自で行ったアンケートで、実際に抱っこ紐を利用している人、利用していた人の約700人に「抱っこ紐を選ぶ際に重要視するべきポイントを教えてください!」という質問をしました。
重要視すべきポイントBEST5
1位 肩や腰への負担
圧倒的に多かったのは肩・腰への負担でした。やはり、抱っこをする際に一番苦労するのは、肩や腰への負担が大きいということですね。
抱っこ紐を利用することで、肩や腰への負担を少しでも軽減できるように、クッション性のある肩紐や負担が分散されるような抱っこ紐が好ましいですね。ぜひ、機能面をチェックしてみてください。
2位 装着の簡易性
装着の簡易性も多くの方が求めるポイントでした。
抱っこ紐を利用する機会は多くあり、何度もつけたりはずしたりすることが多いので、装着が簡易的なものを選ぶのも重要ですね。
3位 通気性
抱っこ紐を長時間利用する人や、夏に使うことが多い人は通気性も重要すべきポイントですね。
各ブランドが様々な通気性を高める工夫をしていますので、ぜひチェックしてみてください。
4位 コスパ
抱っこ紐は現在多くの種類が販売されており、それぞれ価格はまちまちです。そこでコスパは非常に重要です。人気ブランドは価格が少し高めですが、中には安くても良いものがあります。
自分が使う頻度や抱っこ紐の所有数などによって、コスパの面から考えてみてもいいかもしれませんね。
5位 複数の使用パターン
先ほど抱き方の種類を説明しましたが、複数の使用パターンがあるものが好まれているようです。
抱き方の種類が多いと対象年齢も必然的に広くなるので、使用できる期間が長くなります。1つの抱っこ紐を長期的に利用したい人は重要するべきポイントですね。
【機能別評価】おすすめの抱っこ紐ブランド
今回、MATE独自のアンケートを実施し、実際にママたちが使ってみた感想をもとに、ブランド別に紹介します!
機能別に評価しているので、あなたが重視するポイントに合った商品を探してみてくださいね!
エルゴベビー
コスパ | ★★ |
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通気性 | ★★★ |
肩腰の負担 | ★★★★★ |
装着の楽さ | ★★★ |
使用パターン | ★★★★ |
人気 | ★★★★★ |
エルゴベビーの製品はやはり高い品質でブランド力もあることから値段は少しお高め。しかし、装着時の肩や腰への負担を減らすために、肩ストラップや腰サポートウエストベルト付きで長時間の抱っこでも疲れません。
また、メッシュ使用で通気性も良く、赤ちゃんの成長に合わせて抱っこのパターン(対面抱き、前向き抱き、おんぶ、腰抱き)を変えられるので、長期的に使用が可能です。
ベビービョルン
コスパ | ★★ |
---|---|
通気性 | ★★★★★ |
肩腰の負担 | ★★★ |
装着の楽さ | ★★★★ |
使用パターン | ★★★ |
人気 | ★★★★★ |
ベビービョルンの製品は独自の立体的な構造で赤ちゃんを理想的な姿勢で、ぴったりと抱きしめられフィット感が高いです。
通気性にもこだわっており、オールシーズンで使用できます。装着に関しても片手で装着できるような簡単な設計になっているため、新生児から安全に抱っこができます。
アップリカ
コスパ | ★★★ |
---|---|
通気性 | ★★ |
肩腰の負担 | ★★★ |
装着の楽さ | ★★★★ |
使用パターン | ★★★★ |
人気 | ★★★★ |
アップリカはママがいつでも安心して抱っこできるように、独自構造で装着が簡易的です。また、長時間の抱っこでも肩や腰への疲れを軽減するために薄くて高密度のクッションを使用。
さらに、赤ちゃんがママの体に自然な姿勢で寄り添うように、ジャストフィット設計で、ママはラクに感じて、赤ちゃんは安心。成長に合わせて選べる抱き方の4WAYで、新生児から使用可能です。
コニー
コスパ | ★★★★★ |
---|---|
通気性 | ★★ |
肩腰の負担 | ★★★★ |
装着の楽さ | ★★★★ |
使用パターン | ★★ |
人気 | ★★★★ |
涼しい!軽い!お洒落!なコニーの抱っこ紐。シンプルなデザインでお出かけの際のママのファッションを邪魔することがありません。
さらに軽くてコンパクトのため、ショールのように着て生活することも可能です。肩や腰も痛くならないように、肩全体を覆う独自の構造で荷重を分散させ、負担を軽減します。価格もお手頃でコスパの高い製品です。
ポグネー
コスパ | ★★ |
---|---|
通気性 | ★★★ |
肩腰の負担 | ★★★★ |
装着の楽さ | ★★★ |
使用パターン | ★★★★ |
人気 | ★★★ |
ポグネーはとても品質にこだわっており、有害物質を検出しない体に優しい素材や、生活防水機能の生地を使用しています。
また、抱っこが楽になるように3Dコルセット腰ベルトで、腰の動きにフィットし姿勢をキープできます。さらに、オリジナルのサイレントファスナーで、「ベリベリ!バリバリ!」という大きな音で、寝ているお子さんを起こさずに済みます。
ボバ
コスパ | ★★★ |
---|---|
通気性 | ★★ |
肩腰の負担 | ★★★★ |
装着の楽さ | ★★★★ |
使用パターン | ★★★★ |
人気 | ★★★ |
ボバは赤ちゃんのサイズに合わせて抱っこ紐の高さを調節することで、0歳から大きくなるまでいつでも包み込むようなやさしい抱っこができます。
人間工学に基づき作られたストラップで、どんな体型の人でもフィットするように作られているのが特徴です。
【おすすめ】アンケートで人気だった抱っこ紐5選!
MATE独自で行ったアンケートの500人以上の回答をもとにランキングを紹介したいと思います!
★人気1位 エルゴベビーOMNI360
圧倒的人気1位となったエルゴベビーのOMNI360。Amazonの評価も星4.8とかなり評価されており、通気性、速乾性、耐久性に優れている総合力の高いアイテムです。
やはり、人気なだけに機能面は非常に優れており、長い抱っこや・夏の抱っこには欠かせない通気性が非常に高い商品です。
また、4WAY仕様なので、新生児の首がすわってない状態でもヘッド&ネックサポート付きで、安心して抱っこが可能です。
商品名 | エルゴベビー OMNI360 クールエア |
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価格 | 31,900円(税込) |
特徴 | 通気性に優れているので、風を通し、熱を逃してくれます。速乾性も高く、洗濯してもすぐに乾きます。また、3Ⅾエアメッシュ素材を使用しており、耐久性の面も優れています。 |
対象 | 新生児から幼児(3.2㎏~20kg)まで、使用可能です。成長に合わせてシートが調節可能(4WAY仕様)になっているので、新生児からこれ一つで長く使うことができます! |
★人気2位 エルゴベビー ADAPT
またしても高い人気を誇るエルゴベビーの商品がランクイン!【ADAPT】は順応させる、適応するという意味で、親子共にラクな姿勢でいられる快適性にこだわっています。
そのため、新生児から幼児までこれ一つで、いつでもピッタリサイズの簡単抱っこが可能です。ママやパパの体型に合わせた調節はもちろんのこと、赤ちゃんの体型にも合わせられるのが大きな特徴です。
商品名 | エルゴべビー ADAPT |
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価格 | 27,500円(税込) |
特徴 | ヘッド&ネックサポートが首を支え、成長や体型に合わせて合計9段階にシートが調節可能。どの月齢でもフィットし、自然な”すわり”を支えます。 |
対象 | 9段階の調整が可能なため、生後1か月から36か月(3.2㎏~15㎏)まで、赤ちゃんの成長や体型に合わせて使用することができます。 |
★人気3位 ベビービョルンONE KAI Air
こちらも非常に人気ブランドのベビービョルン。このONE KAI Airは新メッシュ、新ラウンドデザイン、新ヘッドサポートで赤ちゃんとの抱っこを快適に過ごすことができます!
通気性が非常に高い商品で夏場でもラクラク。メッシュで乾きやすいので、色落ちやへたりを気にせず、洗濯もガンガンできる商品です!
商品名 | ベビービョルン ONE KAI Air |
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価格 | 24,200円(税込) |
特徴 | メッシュで通気性もよく夏でも快適。成長に合わせてサイズ調整が可能。くびカックン防止でヘッドサポート付き。丸ごと洗濯機で洗える。 |
対象 | 新生児から3才頃まで、4通りの抱っこが可能。 |
★人気4位 ベビービョルンオリジナル
ベビービョルンオリジナルは30年以上販売されているベストセラー商品です。
新生児から使用可能で、着脱も簡単にでき、コストも抑えられるので、初めて購入する方にはおすすめの商品です。
商品名 | ベビービョルンオリジナル |
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価格 | 5,984円(税込) |
特徴 | ベルトと本体が別になっているため、立ったままでもどこにでも簡単に装着できるので、初心者でもラクラク。 |
対象 | 生後1週間の新生児から縦抱っこができ、3.5kg〜11kgまで使用可能。 |
★人気5位 コニー抱っこ紐
こちらのコニー抱っこ紐はスリングタイプで、今まで紹介してきたベビーキャリアタイプとは違います。着脱の楽さやかさばらない、価格が安いといったメリットのあるスリングタイプの中では一番人気!
コニーの抱っこ紐は優れたデザイン性で快適さにこだわっている商品です。手軽に装着ができ、究極のシンプルさで小さい騒音や振動で赤ちゃんを起こさないような工夫がされています。また、コンパクトに収納も可能で、バックの中にすっぽり入ります。
商品名 | コニー 抱っこ紐 サマー |
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価格 | 6,480円(税込) |
特徴 | 装着が超簡単で、軽量・小型で持ち運びにも便利。シンプルなデザインかつカラーバリエーションも豊富でおしゃれ。 |
対象 | 新生児から20㎏まで使用可能。新生児の時期はスリングとして、少し大きくなったらヒップシートのようにも使える。 |
親子ともに快適な抱っこで理想の子育てライフを!
子どもの成長は著しく、抱っこ紐を使う時期はあっという間に駆け抜けていきます。だからこそパパ、ママ、そして赤ちゃんにとって、少しでも快適に楽しく過ごすためのアイテムを使いたいものです。理想の子育て生活をイメージしながら、親子ともに快適になる抱っこ紐を見つけてくださいね!