透明感のある白い肌を維持するため、スキンケアにはぜひ取り入れたい美白美容液。
しかし非常に種類が多く、毎年新作が登場するため、どれを選べばよいかわからないという方はきっと多いのではないでしょうか。
プチプラのものならまだしも、美白美容液は高額なものも多いため、手軽に試せないのもネックですよね。
そこでこの記事では、美白美容液の選び方を解説した上で、口コミで高い人気を誇るオススメの美白美容液をご紹介します。
手が出しやすいプチプラ美白美容液もあわせてピックアップしましたので、ぜひ参考にしてみてください。
※2022年7月時点の情報です
そもそも美白美容液とは?
まずは、美白美容液とはどのようなものかについて確認していきましょう。
普通の美容液との違い
美容液とは、保湿成分や美容成分などの有用成分が配合された化粧品です。
肌のキメを整えハリをアップさせるなどの効果があり、基本的なスキンケアにプラスすることで、より美しい肌を目指せるアイテムです。
美容液の中でもビタミンC誘導体やアルブチンといった美白成分が多く含まれ、美白ケアが行えるものを美白美容液と呼びます。
肌を白くするのではなく新しいシミを予防する
美白美容液は、「美白」という言葉から誤解されがちですが、肌を白くするのではなく、新しくシミができるのを予防するためのアイテムです。メラニンの生成を抑えるのが主な効果ですので、すでにできてしまったシミを消すものではなく、新しいシミを予防するためのものだと理解しておきましょう。
美白美容液を選ぶポイント
美白美容液を選ぶ際にぜひ注目していただきたいポイントは、「美白成分」「保湿力」「口コミ」の3つです。理由を詳しく見ていきましょう。
美白成分
美白美容液を選ぶ際には、配合されている美白成分に注目しましょう。
美白成分(※1)は大きく次の2つに分類されます。
- メラニンの酸化を防ぐもの
- メラニンの生成を引き起こす原因となる酵素「チロシナーゼ」を抑制するもの
前者のメラニンの酸化を防ぐ成分の代表的なものが、ビタミンCやビタミンC誘導体です。言わずと知れた美白成分ですね。
後者のチロシナーゼを抑える成分には、年齢とともに乱れがちなターンオーバーを整えるプラセンタエキスやベリー系の植物に含まれる天然成分のエラグ酸、美白効果に定評のあるハイドロキノンなどがあります。
保湿力
美白美容液を選ぶ際、美白成分と同じくらいポイントとなるのが保湿力(※2)です。
乾燥はさまざまな肌トラブルを招くだけでなく、シミやそばかすの原因にもつながりますので、十分な保湿力を持つ美白美容液を選ぶようにしましょう。
口コミ
美白美容液の多くは医薬部外品として販売されているため、全成分の表示義務がありません。
つまり、表示された成分からだけでは評価が難しいため、口コミが大きな判断材料となります。
購入前には忘れずにチェックしておきましょう。
オススメの美白美容液5選
それでは、美白成分や保湿力、アットコスメに寄せられた口コミから総合的に判断した結果、ぜひ試していただきたいオススメの美白美容液をご紹介していきます。
THREE バランシング ホワイト クリアエッセンス 30ml 10,000円
THREEのバランシングホワイトクリアエッセンスは、パチュリ油をベースとしたブレンド精油が放つオリエンタルな香りが特徴の薬用美白美容液です。
ゆるめのテクスチャーで肌にすっとなじみつつ、べたつかずさらっとした後肌をもたらします。
有効成分としてアルブチン、グリチルリチン酸2Kが配合されているので、メラニンの生成が抑制され、シミやそばかすの予防に効果的です。
ブロックタイプのボトルがスタイリッシュな点も、口コミで高評価を得ているポイントです。
エピステーム ホワイトフォトショット 30ml 9,000円 / 50ml 13,000円
エピステームのホワイトフォトショットは、光治療の発想から生まれた美白美容液で、多くの美容雑誌でベストコスメとして認定されています。
肌の色を左右する白肌遺伝子にアプローチして、定着シミも徹底封印!
美白成分のコウジ酸配合で、肌の透明感やハリ感、肌全体の質感アップにこだわった処方設計になっています。
ミルクタイプのテクスチャーがスーっと肌に溶け込み、みずみずしい使用感でしっとり肌に仕上がるうえに、重ねてもべタつき感はなし。
浸透力が高いため、メイク直しをしてもしっかり美白ケアができると高評価です。
資生堂 HAKU メラノフォーカスV 45g 10,000円
資生堂のHAKUメラノフォーカスVは、美白成分の4MSKとm-トラネキサム酸配合で、シミの発生を抑制する定番の美白美容液です。
2011年の発売当初よりもシミ生成を抑制する効果がさらに進化していて、シミが気になる部分に重ねづけすると肌全体がトーンアップ。
均一な明るさになると高評価を得ています。
さらに、トルメンチラやイチヤクソウのエキス、グリセリンを組み合わせたUVカット複合体を新配合。
肌を整えて保護してくれるので、サラッとした仕上がりなのに保湿力が高いことで人気の美白美容液です。
FEMMUE(ファミュ) ルミエール ヴァイタルC 30ml 8,000円
FEMMUEは選び抜かれた花々のエッセンスを主原料に作られた韓国発のブースターセラムです。
安定化したビタミンC誘導体と3つのツヤ成分を配合。肌への刺激を最少化したテクスチャーが、滑らかでキメの整った透明感のある肌に導いてくれます。
角質ケア効果のあるブースターなので、後から使うスキンケアアイテムが角質層へ浸透するのをサポートしてくれます。
サラリと軽い水のような使用感で、毎日のお手入れが楽しくなる美白美容液です。
アルビオン エクサージュホワイト ホワイトニング ターゲット 40ml ¥5,000
アルビオンのホワイトニングターゲットは、トラネキサム酸を主な有効成分とする美白美容液です。
メラニンに集中的に作用する「ターゲット美白」により、シミの生成をしっかりと抑制してくれます。
さらっと軽いテクスチャーはとても使用感が良く、それでいて保湿効果も抜群。
肌のトーンを明るくしてくれるだけでなく、しっとりと潤った、ハリのある肌に整えてくれると口コミでも評判です。
プチプラ美白美容液5選
ここまでにご紹介した美白美容液は、比較的高額なものでした。
そこでここからは、毎日たっぷり使っても安心のプチプラ美白美容液をご紹介します。
リーズナブルでもあなどれない、優秀なアイテムばかりですので、ぜひ試してみてください!
肌ラボ 白潤プレミアム薬用ジュレ状美白美容液 200ml 1,387円
肌ラボの白潤プレミアム薬用ジュレ状美白美容液は、凝縮させたジュレが肌に密着してとどまるオールインワンのスキンケア美容液です。
美白成分のホワイトトラネキサム酸と、うるおい成分のヒアルロン酸、ビタミンC誘導体、ビタミンE配合で、とくに、通常の約100分の1にナノ化されたヒアルロン酸が角質層の深くまでしっかりと浸透するのが魅力。
さらに、水溶性のビタミンC誘導体がうるおいをプラスし、油溶性のビタミンEが角質層の外側から肌を整えてうるおいを与えます。
無印良品 敏感肌用薬用美白美容液 50ml 1,287円
無印良品の敏感肌用薬用美白美容液は、岩手県釜石の天然水を使った敏感肌用スキンケアシリーズの美容液です。
有効成分であるビタミンCや2-グルコシド、グリチルリチン酸2Kが配合され、日焼けによるシミやそばかすを防ぎます。
無香料・無着色・無鉱物油・弱酸性・パラベンフリー・アルコールフリー・アレルギーテスト済みの美容液です。(すべての方にアレルギーが起きないわけではありません)
肌ラボ 白潤 プレミアムW美白美容液 40ml (オープン価格) ※Amazonで1469円(税込み)
肌ラボの白潤プレミアムW美白美容液は、日本で唯一、直接型ビタミンC誘導体とアルブチンの2つを組み合わせた美容液で、Wの美白有効成分がメラニンの元にアプローチすることでシミやそばかすをブロックします。
さらに、目には見えないシミの予備軍までケア。
サラサラとした化粧水のようなテクスチャーで、顔全体に使いやすいのが特徴です。
ちふれ 美白美容液 VC 30ml 800円
ちふれの美白美容液 VCは、なんと1,000円以下という圧倒的なコスパを誇る美容液です。
美白成分のビタミンC誘導体、肌あれ防止成分のグリチルリチン酸2Kに加え、保湿成分であるヒアルロン酸、トレハロース、油溶性甘草エキスも配合。
メラニンの生成を抑えてシミやそばかすを防ぎながら、乾燥しがちな肌に潤いを与え、肌あれも予防します。
とろみのあるテクスチャーは伸びがよく、広範囲にしっかり浸透してしっとりすべすべのお肌に整えてくれます。
資生堂 アクアレーベル シミ対策美容液 45ml 1,653円
資生堂のアクアレーベルシミ対策美容液は、資生堂独自の美白有効成分であるm-トラネキサム酸配合でメラニンを抑制し、シミ部分特有の炎症を抑え、にごりない美しい肌を実現します。
また、角層まで浸透させる、アクアレーベル独自の潤い成分アクアシナジーを高配合しているので、みずみずしく透明感のある肌へ。使うたびに心地よい、プチプラとは思えない薬用美白美容液です。
美白美容液の効果的な使い方
美白美容液の効果をより発揮するためには、使い方にもコツがあります。そこで、効果的な使い方を見ていきましょう。
つけるタイミングは化粧水の後
美白美容液をつけるタイミングは、化粧水で肌を整えた後です。
肌を整えた後に使うことで、美白成分がよりしっかりと行きわたります。
シリーズで揃えるとより効果が高まる
美白美容液に限りませんが、スキンケアアイテムがラインで発売されている場合、シリーズで揃えるのがオススメです。
洗顔、化粧水、乳液、クリームなど、各アイテムは一緒に使うことを想定して成分配合されているため、相乗効果が期待できます。
日焼け止めと併用する
美白美容液はシミの生成を抑制する効果を持つものの、紫外線をカットすることはできません。
日焼けやシミ・そばかすの原因となる紫外線から肌を守るため、必ず美白美容液と日焼け止めを併用するようにしてください。
継続して毎日ケアを行う
美白美容液による美白ケアの本質は「予防」です。
新しくできるシミやそばかすから肌を守り、綺麗な状態を保つことが目的ですので、しっかりと継続してケアを行うことが何よりも重要です。
短期的に効果を実感できるものではありませんので、根気強く継続するようにしましょう。
まとめ
今回は、口コミで人気の美白美容液や、より効果的な使い方などについてお伝えしましたが、気になる美白美容液は見つかりましたか?
美白美容液は即効性を感じられるものではありませんが、シミの生成を予防することで肌をシミやそばかすから守ることができます。
いつまでも白い肌を時するため、日焼け止めとあわせてしっかり美白ケアを行いましょう。
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<参考資料一覧>
出典※1.「ビタミンC(アスコルビン酸)」美白効果成分|美容成分辞典|資生堂グループ企業情報サイト 出典※2.実は深い関係が!美白に「保湿」が欠かせない理由|白澄美白白書KOSE