「格安スマホでこれだけ安くなった」という話はよく聞くけれど、「通信が遅くなったり追加料金があったりで結局節約できなさそう」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
わたしはキャリアスマホから、1年前に格安スマホ(LINEモバイル)に乗り換えましたが、乗り換える前はこのように不安に思っていたものです。
しかし、乗り換えてから1年経った今、その使用感については満足しかありません。
この記事では、わたしが格安スマホの中でもLINEモバイルを選んだ理由、実際の節約額、使用感などについてまとめて紹介します。
格安スマホに興味はあるけれど、一歩先にすすめない方に参考にしていただければ幸いです。
数ある格安スマホからLINEモバイルを選んだ理由
わたしは転職後、給与が下がったので節約目的で格安スマホを検討することにしました。
2010年ごろから広く認知され始めた格安スマホですが、今では500社にも上る業者が取り扱いをしているそうです。
「どの業者も同じようなサービスばかりで、選ぶのが大変」というのも格安スマホに一歩踏み出せない理由の一つなのではないでしょうか。
- SNSの通信量がフリー
- LINE電話を使える(通信量フリー)
- 当時、値段や2年縛りという点で有利だった
※2019年5月時点
①SNSの通信量がフリー
LINEモバイルの「コミュニケーションフリー〇GBプラン」では、YouTubeを見たり、何かを検索したりなどのネットの使用は通信量がかかりますが、Twitter、Facebook、LINE、InstagramといったSNSは通信量にカウントされません。
ですから、SNSのヘビーユーザーは実質使い放題でスマホを使うことができるのです。
LINEモバイルのプランには以下のようなものがあり、わたしが選んだのは赤枠で囲んだ「コミュニケーションフリープラン3GB」です。
▼LINEモバイルプラン一覧
引用:「LINE MOBILE(公式)ページ」(LINE MOBILE)
ただし、LINEフリープランもLINEだけは通信量を気にすることなく使えます。
この値段で、これだけの条件のサービスを利用できるのは間違いなくお得ですね。
▼コミュニケーションフリープラン3GBで実際にかかる料金
※持込端末保証はスマホの保険プランで、外すこともできます。
②LINE電話を使える(通信量フリー)
多くの方がスマホに欠かせない機能として通話機能を挙げると思いますが、通話は時間当たりの料金も話し放題プランも高いものです。
これを何とか節約したい。
そこで、普段の通話料金を抑えつつ、話し放題のプランをつけることもなくたっぷりと通話できるのがLINEモバイルの強みです。
これはLINEアプリを使用して通話ができますが、その通信量がカウントされないことから可能になります。
既に説明しましたが、LINEフリープラン、コミュニケーションフリープランではLINEの通信量がカウントされません。
だから、LINEアプリを使用した通話であれば、通信量を気にせず話したいだけ話せるのです。
上の料金画面を見ると、月の通話料金が国内音声通話、いつでも電話通話料の合計633円になっています。
これは他メーカーを含んで考えても話し放題プランより安いですし、通話料金がこれ以下になる月も多くあります。
LINEアプリを使う方同士での通話が多い方にメリットが大きいですね。
③格安スマホの比較の仕方
以下は、実際にわたしが格安スマホを比較したときに作成した表です。
※わたしがキャリアスマホからLINEモバイルに乗り換えた2018年4月当時のまとめですので、多少サービス内容が変化しているところも。
このように各要素を比較してLINEモバイルを選ぶことにしたのです。
この際、まだ格安スマホメーカーとして歴史の浅いメーカーもあったこと、節約を理由に格安スマホに乗り換えたことから、メーカーの信頼性と値段を重視しました。
格安スマホを選ぶ際は、何を重視するかを明確にしてそれを中心に上のように一覧にした上で、比較するのがおすすめです。こうすることで、わかりにくいプランも明確になりますし客観的に判断できるようになるからです。
いくつかのメーカーでいいので、最新の情報からきちんと調べて比較するのがいいでしょう。
LINEモバイルに乗り換えてからの実際の節約額
結論から言えばわたしは夫婦で契約しており、2人の合計で月々約7,000円、1年で84,000円節約できています。
これは、キャリアスマホの料金表です。
わたしのスマホ使用料が10,101円(黄枠)、妻が3,004円、Wi-Fi料が4,320円(4,000円の項目裏面)、全部の合計が17,425円(赤枠)になりました。
この料金表は2018年3月のものですが、わたしも妻もスマホの使用頻度や用途は変わっておりません。
できる限り安く、ムダのないプランにしており、ショップの店員さんからも「これ以上はムリです笑」と言われるくらいでした。
一方、以下の写真はLINEモバイルの料金確認画面のスクショです。
▼わたし(コミュニケーションフリープラン3GB)
▼妻(LINEフリープラン1GB)
▼キャリアスマホとLINEモバイルの月額比較表
スマホ料金 (わたし:会社員) | スマホ料金 (妻:保育士) | Wi-Fi料金 | 合計金額 | |
キャリアスマホ | 10,101円 | 3,004円 | 4,320円 | 17,425円 |
LINEモバイル | 3,051円 | 1,988円 | 5,087円 | 10,126円 |
差額 | -7,050円 | -1,016円 | +767円 | -7,299円 |
※-:LINEモバイルの方が安い、+:キャリアスマホ契約時の方が安い
この表から分かる通り、キャリアスマホ合計金額が17,425円、LINEモバイル合計金額が10,126円ですから一カ月あたり約7,000円以上の節約になりますね。
年間では84,000円もの節約になるのです。
LINEモバイルの実際の使用感
LINEモバイルの使用感は、一言で言えば「キャリアスマホとほぼそん色なく使える」ということです。
乗り換えを検討されている方が気になるのは、住まいの地域での繋がりやすさや速度だと思いますが、格安スマホは問題なく使えます。
回線はドコモ、ソフトバンク、auの3大キャリアのうちいずれかを選べるので、地域のキャリアのエリアに準じて基本的に全国どこでも不自由なく使えます。
ただ、朝夕の通勤・帰宅、昼休みの時間など、時間帯によっては回線が混み合うことがあり、通信速度が若干遅く感じることがあります。
しかし、その使用感としては「気にならない程度」で、容量の大きな動画のダウンロードなどをしなければ問題はありません。
わたしの場合スマホ本体がSIMフリー(SIMカードをスマホの機種やメーカーに関係なく使えるもの)でしたし、2019年9月1日以降は中古スマホでもSIMロック解除が義務化されるので乗り換えのハードルはかなり低くなってきています。
さらには、LINEモバイルだからこそ便利でお得な以下の機能もあります。
- 料金、通信量をLINEモバイルアプリから確認できる
- 使わなかった分の通信量を翌月に繰り越せる
ラインモバイルアプリから見れる以下の画面の赤枠「契約者連携」を選択するとデータ残量や料金明細を確認することができるのです。
(料金明細は上で紹介したような画面が表示されます)
このようにデータの使用量や料金が気になる方は、すぐに確認ができるのが便利ですね。
続いて「使わなかった分の通信量を翌月に繰り越す」ことができるのもうれしいところです。
しかも繰り越す量に制限がないこと、そして、手動操作なしで自動繰り越ししてくれるのが特徴的です。
例えば、3GBプランに加入し1GBしか使わなかった場合、残りの2GBを翌月使うことができ、その月は合計5GB使用できるようになります。
翌月に繰り越したデータ量はその月中が利用期限となりますが、簡単に繰り越せるので無駄なく使えます。
最後に
今では生活の上でなくてはならないスマホ。
その費用は毎月固定でかかるものですし、決して安いものではありません。
キャリアスマホから格安スマホにすれば大きく節約でき、しかもその機能に問題がなければ乗り換えてみる価値はないでしょうか。
たくさんある格安スマホから調べてそのうち一つを選んだり、実際に乗り換えの手続きをするのはまったく手間がかからないというわけではありません。
しかし、この少しの手間をかけるだけで夫婦で月7,000円、1年で84,000円ほども節約できるメリットを受けることができるのです。
この記事を読んで、「LINEモバイルでいいじゃん!」という方がいれば、今日にでもLINEモバイルに乗り換えてしまうのもありだと思います。
便利でお得な格安スマホを楽しんでみてはいかがでしょうか。
専業ライター目指して闘うパラレルワーカー/目標は「書くこと」で月30万円/ライター初月案件等10万円獲得!/はてな読者さん2000人超/モットーは、人生、明るく、楽しく、軽やかに。
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